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インプラントとタバコ

「タバコの害・喫煙者はインプラントがつきにくい」タバコに関してはかなり手厳しいことが書かれるれている文献が多く、(ヘビースモーカーはインプラントを用いず、入れ歯や自分の歯を削ってブリッジしなさい)とまで書いてあるものもあります。理由は、タバコを吸っているとインプラントが骨につかなかったり、骨の吸収が進んだりすることがあるからです。特にGBR(骨が失われた部位に骨補填材を移植)した場合傷が開いて感染をおこすリスクが増えます。喫煙者のお口の中をみると歯肉の色がグレーががっています。10〜20日ほどタバコをやめると歯肉の色が健康なピンクに変色し、血行がよくなります。歯ぐきや唇が赤いのは血流の色なのです。

GBRなどの手術の傷が治るには十分な栄養が必要です。またインプラントの周りの骨は力がかかると常に新しい骨に入れ替わり、つくりかえられます。タバコを吸うと、血液の酸素を運ぶ能力が落ちて、末端の細い血管の血の流れが悪くなります。歯ぐきや歯槽骨はちょうど末端になるため、インプラントの予後や手術後の治りが悪くなるのです。歯周病が進行するのも同じことが原因でしょう。人によって歯を失う経緯はいろいろあるでしょう。ブラシや食べ物など自己管理が悪かった場合や治療が不良で歯を失った場合があります。健康な自分の歯に勝るものはないといえますが、インプラントが十分、あるいは自分の歯以上に代役を果たしてくれます。そのためにもタバコはできるだけ控えた方が賢明といえます。